さていよい巡礼のフィナーレ、三十三番の華厳寺へ。

前日巡礼後、起点となる大垣駅へ移動。朝を待った。

 

初乗車の樽見鉄道に乗車すべく、駅の切符売り場へ。

自販機を見ると一日乗車券があるようなので、JR改札でその旨(一日乗車券購入希望)を言って、ホームの切符売り場へ(樽見鉄道単独の改札はなく、一日乗車券はホームにある樽見鉄道切符売り場でのみ販売のため)

 

6番線にある切符売り場。

本来ならフリー切符は2千円だが、特別企画で千円!

 

乗車する車両を記念にパシャ。正式にはレールバスというらしい。

 

約22キロを40分かけて「谷汲口」駅に到着。数名下車。みなさん、目的地は同じ模様。

 

駅前は山中の駅の感。

シームレスな交通連携で、谷汲山行のバスが待っていた。

 

約9分で広大な駐車場の一角にある停留所に到着。

 

 

駐車場から県道40号線に少し戻って門をパシャ。

 

そこから只管参道を歩く。

 

終盤とはいえ、もみじまつりの渦中にあるため、道の両側に植えられた楓の紅葉の色合が次第に増してくる。

 

消火栓もおしゃれ

 

軒先につるしてある干し柿の、風情や色もまたよし

 

 

 

沿道を愛でながら、15分程度で山門へ到着。

 

山門に架かる谷汲山の文字

 

山門の先がさらに続く...

 

山門から入った先も、紅葉、もみじ、モミジ...

 

150mほど歩いた先にある小橋の右脇にある、手水舎

 

身づくろいをされている観音様?

 

本堂までの最後の階段

 

お優しいお顔にも励まされて...

 

遂に本堂到達!

 

本堂左手からの眺望

 

 

納経印

(本堂)現世

(満願堂)過去世

笈摺堂(未来世)

 

 

アクセス&入山料

鉄道:樽見鉄道「谷汲口」駅下車

〜揖斐川町コミュニティバス(名阪近鉄バス運行)約9分、終点「谷汲山」下車(100円)

〜徒歩、約15分

入山料:なし

 

 

スタンプカード

(JR西日本が2014年5月から始めた「駅からはじまる西国三十三所めぐり」のスタンプラリーに参加!)

(サービススタンプのため、押印不要)

 

 

いろんな角度からランキング

(それぞれ☆5が最高)

 アプローチの容易さ    ☆☆

 境内の広さ       ☆☆☆

 眺望の良さ       ☆☆☆

 周辺のお店の数    ☆☆☆☆

 総合         ☆☆☆☆

 

 

本日の一品

帰路、長い参道沿い(帰路なら左手)にある、「二葉屋」さんで昼食。

 

中に入って座りると、正面には吊るし柿をモチーフにしたこんな飾りが...素朴でほっとします。

 

そこで注文したのはまず、「木の芽でんがく」(5本、400円)。豆腐のやさしい味わいがビールのおつまみによく合う。

 

次は、「山かけそば」(500円)。こちらも汁のやさしいお味が体に沁みこむ。

 

 

本日のあと一品

このまま直帰するのはもったいなし、ここまで来たのだからと思い、温泉で疲れを癒すことに。

「谷汲口」駅までバスで戻り、「樽見」駅行の下りに乗車。

 

途中、車窓からこんな風景や

 

こんな風景を眺めながら

 

25分程度で、樽見鉄道終点の「樽見」駅に到着。

 

駅前で既に待っている送迎バスで向かったのは「うすずみ温泉四季彩館」。

ここには宿泊施設もあるようだが、利用したのは日帰り施設のこちら。

 

海水を2.5〜3倍程度に薄めたものと酷似しているという、ほのかな塩味がするやさしい泉質のお湯を堪能した後は、館内のお食事処「花霞」で一休み。

メニューを凝視し、ここならではのお品を探したら、ありました。

まずは、「岩魚の親子丼」(1,130円)

やさしい、鮮やかな黄色がまぶしい美しさを放っている。岩魚の捌きも見事で、食感もコリコリ感満載。これは絶品。

 

次が岩魚塩焼き(650円)

注文時「15分程度かかりますが大丈夫ですか?」と一言いただいたが、待った甲斐がある一品。

蓮根と生姜の色合いによる見た目の美しさもいいし、岩魚の焼き加減、塩味も絶妙。日本酒なくして食べられない!

 

 

総括

二月に始めた2回目の西国巡礼だが、途中4か月は休止。だが、「草創1300年記念の年に是非満願を!」と七月から猛ダッシュして、遂に目的達成!本来なら猛ダッシュして回るような性格のものではないかと思うが、それはそれでお許しを。

三十三所回って改めて思うのは、どんな不便な場所にあろうとも、そこにかかわる人々の日々に絶え間ない営みがあればこそ、寺の風景が守られていること。そして慕う人々の心があること。

気に入った雰囲気の寺も多くあるので、次回以降は単独で回ったり、違う季節に訪れたりと、別の楽しみ方もしてみたい。

 

と、お湯につかった後に、日本酒を味わいながら思いに浸って...

いたら、無事巡られたことのお礼参りがあることを忘れていた。「さて、いつ出かけようか...」

テーブルの、ねこさんもおさるさんも見守ってね。

 

 

 

次は三十二番の観音正寺。

「近江八幡」駅まで戻り、新快速で一駅移動して「能登川」駅まで。そこから近くまで?バス。

 

「能登川」駅に着いて東口に出ると、すでにバスは待っていた。1時間に2本程度は出ている。

 

15分程度走った「観音寺口」バス停で下車。

バス停は上下とも、写真のとおり、向かい側の一か所兼用らしい。

 

視線を写真の左に移すと、壁に「観音正寺登山道」との表示。

 

矢印どおりに道なりに3分程度進むと、また表示。

 

すると立派な神社が。その鳥居左手前には、またしても表示。「観音正寺山道 神社境内より石段」とある。

 

さて?と鳥居をくぐって入ってみたが登山道らしきものは???...ちょっと探してしまったがありました。

神社に入って左側(山際)すぐのところに。

 

その山道を登りだすと金網が...

 

鍵は掛かっておらず出入り可能だが、右に「野生動物が入り込まないように扉を閉めて」との注意書きがある。

 

扉を閉めていよいよ登山道。

 

 

3分程度歩くとこの分岐。山道を1,550m...

 

正直、ここからがきつい。道は石材や木材を使って完璧に整備されているので歩くには支障ないが、勾配もそこそこあり、途中倒木もあったりで、まさに登山道。

 

登山道に入ってから15分程度で「五丁」の表示。

 

道はさらに続くが、

 

「五丁」から3分程度で、見晴台に到着。

 

近くの表示によると、あと900m。

 

更に数分の登ると、「八丁」到着。

 

近くの表示はあと730m。

 

そして、「八丁」から4分程度で、いわゆる山道の出口に到達。

 

あとはこのゆるい上り坂の道を570m。

 

よく見ると、道の両側に戒めの言葉が掲げられている。最初は三十一番から、

 

次は三十番。

 

全体のイメージはこんな感じ。残念ながら字も滲んでしまっているものもあったので、全部は読めなかったが...

 

登山道を入ってから約40分歩いて境内に到着。その手間の林間からは、区画整理された見事な田園風景が望める。

 

境内一望

 

手水舎

 

本堂。今から四半世紀前、失火で旧本堂は全焼してしまったというが、以前の本堂や雰囲気はどうだったのだろう???

 

本堂右側の石組。

 

 

納経印

 

 

アクセス&入山料

鉄道:JR琵琶湖線「能登川」駅下車

〜近江鉄道バス、八日市駅行き乗車、約15分、「観音寺口」下車(340円)

〜徒歩、約50分

入山料:500円

 

 

スタンプカード

(JR西日本が2014年5月から始めた「駅からはじまる西国三十三所めぐり」のスタンプラリーに参加!)

スタンプの場所:観音正寺境内入って右の、「聖徳太子 一千四百年遠忌事務局」の看板がある建物内。

 

 

いろんな角度からランキング

(それぞれ☆5が最高)

 アプローチの容易さ     ☆

 境内の広さ        ☆☆

 眺望の良さ      ☆☆☆☆

 周辺のお店の数       ☆

 総合           ☆☆

 

 

ちょっとひとこと

西国巡り中では松尾寺が難所と感じていたが、自力で登ることを前提とすると、今日の午前中の長命寺もタフだったがが、観音正寺もタフ。前回は車道を歩いたのでそれほど感じなかったこともある。

幸いにも天気は崩れなかったが、山道なので雨が少しでも降ろうものなら足元が石なので滑りやすくなり、歩くのは難儀になるのは必定。

山道を避けるなら、多少時間はプラスされるが、5つ手前の「石馬寺」バス停で降りて車道に入る手もある。

 

いよいよ西国も最終章。今回は長命寺から。

 

JR琵琶湖線「近江八幡」駅の北口を出ると、左手にバス乗り場。時刻表を見ると1時間に2本程度は運行されている。

 

バスは市街地を10分程度走ると田園地帯に入り、約25分程度で終点の「長命寺」に到着。ここはちょっとしたバスの折り返し場所になっているほか、近くには港もある。

 

 

矢印どおり右折すると、

 

正面に登山道。

 

本堂まで808段とある。

 

気合を入れて登り始めるが、いきなりきつい勾配。

 

そのままきつい参道を進むと、5分程度で鳥居状の構造物が...

 

潜り抜けても、まだ終着点は見えない。

 

更に進むと、こんなものも

 

歩き始めてから約15分で、ようやくゴールが見えてきた。写真左は駐車場からの導線。

 

そしてようやく山門?に到達。

 

上がった右手には手水舎

 

駐車場から来てもここまで108段。

 

でさらに本堂に行くには、この階段を上がることに。上がって、

 

右に折れて、

 

左に行って、ようやく終着点。

 

紅葉がまぶしい。写真ではわかりにくいが、林間の向こうには遠大な琵琶湖の風景が広がっている。

 

本堂と三重塔

 

本堂の鬼瓦

 

本堂階段わきの鉢植え

 

紅葉風景

本堂から三重塔を望む。

 

鐘楼から望む境内

 

境内から本堂を望む。

 

 

納経印

 

 

アクセス&入山料

鉄道:JR琵琶湖線「近江八幡」駅下車

〜近江鉄道バス、「長命寺」行乗車、約25分(490円)

〜徒歩、約20分

入山料:なし

 

 

スタンプカード

(JR西日本が2014年5月から始めた「駅からはじまる西国三十三所めぐり」のスタンプラリーに参加!)

スタンプの場所:JR「近江八幡」駅改札口で、駅係員に依頼。

 

 

いろんな角度からランキング

(それぞれ☆5が最高)

 アプローチの容易さ    ☆☆

 境内の広さ       ☆☆☆

 眺望の良さ      ☆☆☆☆

 周辺のお店の数      ☆☆

 総合         ☆☆☆☆

 

 

ちょっとひとこと

自力で800段を超える階段を上がるのはそれ相当の覚悟が必要で、困難な場合は車で行って途中から108段+αの階段を上る方法もある。

またどうしても自力にこだわるなら、参拝道脇にある車道を登る方法もあるかもしれない(勾配や歩きやすさの点から)

 

 

本日の一品

バス停から登山道に行く右手にある、「食産耕房」さん。

 

頂いたのが「辛み大根おろしそば」(900円)。「季節・数量限定」「自家栽培伊吹大根使用」とおすすめメニューに書いてあれば、食べたくもなる。

 

どんぶりで既につけ汁に浸してあったのは想定外だが、程よい大根の辛みと絶妙の茹で加減で、美味しくいただきました。

今回は宝厳寺までが予定なので、前日松尾寺参拝後は北陸本線を東進後、湖西線に入り「近江今津」駅まで来ていた。

 

天気は晴れ!さぞ琵琶湖の観光船は気分がいいだろうと期待が持てる。

 

ホテルから20分程度旧街道を歩くと乗り場に到着。

 

窓口で、竹生島参拝後は対岸の長浜に抜ける乗船券購入。

建物内はそう広くないこともあり、乗船を待つ人々で想像以上に込み合っていた。

 

乗船後の風景。青き、湖と空。

 

15分程度したら竹生島が見えてきた。

 

そして、も少しで接岸。

 

上陸。そのまま直進して、

 

自販機で400円の志納金チケットを買い、本堂を目指す。

 

が、階段がかなりの勾配。お年を召した方にはかなりつらい。

 

最初の階段踊り場にある、手水舎。

 

 

小休止後、再び階段の山?

 

ようやく登り切った左前には手水舎が再び。

 

ちょっとひと休みしていたら、「165段あったよ〜」とのよく通る子どもの声。元気が一番!

 

本堂

 

片桐且元お手植えの「モチの木」

 

 

秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用したという「舟廊下」(国宝)

 

 

納経印

 

 

アクセス&入山料

鉄道:JR湖西線「近江今津」駅下車

〜琵琶湖汽船、約25分(びわ湖横断航路に乗船の場合、往復2,830円)

〜徒歩、すぐ

入山料:志納金400円

 

 

スタンプカード

(JR西日本が2014年5月から始めた「駅からはじまる西国三十三所めぐり」のスタンプラリーに参加!)

スタンプの場所:JR「長浜」駅改札口で、駅係員に依頼。

 

 

いろんな角度からランキング

(それぞれ☆5が最高)

 アプローチの容易さ    ☆☆

 境内の広さ       ☆☆☆

 眺望の良さ      ☆☆☆☆

 周辺のお店の数      ☆☆

 総合         ☆☆☆☆

 

 

ちょっとひとこと

西国巡りの中で、唯一船でしか行けない場所でもあるため、それだけでも気持ちが引き締まる感じ。

お寺は山の一部を切り開いて造り上げたので階段がかなり急だが、逆に行きがいもあり眺望もいい。高いところからゆっくり海を眺めれば、いろいろな想像が広がりそうだ。

 

 

本日の一品

帰りは対岸の長浜へ。いわずと知れた秀吉の居城「長浜城」があった地でもある。

駅東口へ抜けて、古い町並みが残る北国街道沿いを散策。そこで見つけたのが、「黒壁スクエア」を西に向かって左側にある「みそ乃」さん。

店内はカウンターと小上がりで25人程度は入れる広さ。ちょうどいい感じ。

 

目を凝らしてメニューを眺めていたら、ありました!ロカ食らしき料理、「焼鯖そうめん」。これは食べねばと、セットの「焼鯖そうめん定食」(ごはん、佃煮風小魚、香の物等付 1,450円)を注文。どうもこのあたりで食べられてきたロカ食らしい。

 

名前のとおり、そうめんと焼鯖の組み合わせだが、骨まで柔らかくなるまで、しょうゆやみりんで煮込んだ焼鯖の煮汁でそうめんを絡めて、その上に焼鯖をトッピングしたような感じ。焼きサバ味のそうめんパスタと言ってもいい。

アルデンテに茹で上がったそうめんに煮汁が絡んだ味は極上。焼鯖はそうめんに絡めてもよし、ごはんに絡めてもよし、お好み次第。これこそ、ロカ食の王道を行く料理のひとつ。

さて、今回の難所?松尾寺。JR「松尾寺」までの列車も少ないし、その松尾寺駅からは徒歩で約50分程度。天気が非常に気になる。

「天橋立」駅を昼過ぎに出発。途中、「西舞鶴」駅、「東舞鶴」駅で乗り換え、「松尾寺」駅に着いたのが午後2時前。雨も上がり晴れ間が見えてきたので、歩く環境はいい。

 

こちらが駅前。松尾寺の看板と矢印が目立つ。写真左手の案内に寄ってみると...

 

約3kmとある。

 

矢印どおり左折し、道なりに行くと

 

JRの線路をくぐる。

 

抜けた先をすぐ右に

 

道なりに行くとこんな場所が出てくるが、ここは右の農道へ。

 

こんな表示もあります。

 

そのまま、樹林や竹林に覆われた里山の裾を歩くように進む。

 

15分程度歩くと前方に車道が現れる。農道からはいったん右に折れて、車道に入り込む。ここまでで約20分ほど。

また、さっきまで青空が見えたいたはずが今はくもり、今にも雨が降り始めそう。やはりこのあたりの天気は刻一刻と変化する。

 

2分程度歩くと車道は狭まり、山道の準備に。

 

あとは只管山登り。それなりの勾配、そして部分的に車のすれ違いができないほど狭いな場所がある一方で、それなりに車も通行するので注意が必要。そこそこの雨も降りだした。

 

歩き始めて40分程度して前方に家屋らしき建物が見えた。あと少しか???

 

ほどなく階段に到着。時計を見ると歩き始めて約45分経過の午後2時30分。

 

中段まで登って眺めると...

 

かなり勾配

 

山門手前が狭い車道なので注意。

 

山門を抜けると本堂までの階段がまた急。

 

階段を上がり切って、左手に手水舎

 

龍神様のお顔

 

本堂。独特の様式。


 

紅葉が美しい。

 

子育地蔵さんのやさしいお顔

 

 

納経印

 

 

アクセス&入山料

鉄道:JR小浜線「松尾寺」駅下車

〜徒歩、約50分

入山料:なし

 

 

スタンプカード

(JR西日本が2014年5月から始めた「駅からはじまる西国三十三所めぐり」のスタンプラリーに参加!)

スタンプの場所:JR「東舞鶴」駅改札口で、駅係員に依頼。

 

 

いろんな角度からランキング

(それぞれ☆5が最高)

 アプローチの容易さ     ☆

 境内の広さ        ☆☆

 眺望の良さ        ☆☆

 周辺のお店の数       ☆

 総合           ☆☆

 

 

ちょっとひとこと

西国でも自力で行くには指折りの?難所、松尾寺。今回は雨中でもあったため「ちょっとしんどいかな?」とも思ったが、意外に?それほどでもなかった。しかしかいた汗は施福寺以来の最大だ。また、列車の本数が少ないので帰りの列車の時刻が気になり、帰路は山を駆け下りたので、そちらも足に結構響いた。

国道にある「松尾寺口」バス停からの歩きだと10分程度は歩く時間を短縮できる。バスの本数が少ないのが最大の難点だが、調整できればその方法も検討の余地がある。